今すぐ使える! 運賃に対する適用予約クラス表示オプション|機能活用術

written by:INFINI LOOKUP編集部

乗継便があるときの経由区間をどのクラスで予約すればよいかお困りになったことはありませんか?今回はそのような場面でご利用いただける便利なオプションエントリーをご紹介いたします!

先輩助けてください~。最近、乗継便の予約を作成する機会が増えてきたのですが、いつも乗継便のブッキングクラスがわからなくて困っています...。何か簡単に調べる方法はありませんか??

後輩ちゃんもFQの運賃照会画面はいつも確認してくれているよね?実は乗継便のブッキングクラスは、運賃照会画面から簡単に確認することができるのよ!

運賃照会画面から確認できたんですか??でも今までそんな表示見たことがないような...。

運賃照会画面からブッキングクラスを確認するオプションコマンドを送信することで表示ができるのよ。これを知っていれば航空会社に確認する必要もないからとっても便利よ。コマンドは簡単だから今から教えてあげるわね!

先輩、ありがとうございます!よろしくお願いします。

1.区間ごとの予約クラスを確認したい

例えばですけど、HND-DUSをFRA経由のDクラスの運賃で「HND-FRAはNH」「FRA-DUSはLH」で予約を取りたい場合「HND-FRAのNH」はDクラスで予約を取りましたが、「FRA-DUSのLH」は一体どのクラスで予約すればよいのでしょうか...?

それなら、RBオプションコマンドを使って乗継便の予約クラスを確認できるわ。初めにNHを利用してHNDからDUSまでの運賃を表示するコマンドは覚えているわよね?

それなら簡単ですよ! FQ HNDDUS 01JUN -NH ¥BD です!

FQ HNDDUS 01JUN -NH ¥BD

FQ : 運賃表示の入力コード
HNDDUS : 区間(出発地と目的地)
01JUN : 出発日
-NH : 「-」に続けて航空会社コード(航空会社NHを指定)
¥BD : 「¥B」に続けてクラスを指定(Dクラスを指定)

入力後の画面

image1

その通りよ。それじゃあ区間ごとの適用クラスを確認するためにRBオプションコマンドを送信してみましょう。入力コマンドは RB 1 HNDFRA-NH/FRADUS-LH よ。

RB 1 HNDFRA-NH/FRADUS-LH

RB : ブッキングクラス表示の入力コード
1 : 運賃の項番(DXRNE1のFareBasisを指定)
HNDFRA-NH/FRADUS-LH : 区間と利用航空会社の指定(HNDFRA区間をNH、FRADUS区間はLHを利用)

入力後の画面

image2
  1. NH PRIME BOOKING CODE D
    ⇒ NHの基本予約クラスはDクラスを適用する
  2. NH HND FRA NO EXCEPTION DATA EXISTS USE PRIME BOOKING CODE
    ⇒ NH利用のHND-FRA区間においてはクラス設定や例外規定はないので、基本の予約クラス「D」を適用する
  3. LH FRA DUS REQUIRED WHEN OFFERED D
    ⇒ LH利用のFRA-DUS区間においてはDクラスの設定があれば必ず当クラスで予約する必要がある

ここで注意点!FRA-DUS間にDクラスの設定があるにもかかわらず空席がない場合は、FRA-DUS間は他の予約クラスでは自動運賃計算ができないの。REQUIRED WHEN OFFEREDが規定されている運賃では、当該クラスの設定があれば必ず当クラスで予約する必要があるのよ。

なるほど!REQUIRED WHEN OFFEREDがあると、その予約クラス以外では運賃を利用する事ができないということなんですね。

その通り!ちなみに RB 1 FRADUS-LH のように途中区間だけ予約クラス表示させることもできるから、世界一周運賃や長い旅程中の途中区間だけを調べたいときは省略したコマンドを利用すると便利よ!

2.該当予約クラスが複数存在している場合の優先度を確認したい

運賃に設定された予約クラスの情報によっては、自動運賃計算時に予約クラスの設定や空席連動が行われることがあるの。次の例、YVR-YYZ区間をAC便に搭乗した場合の予約クラスを表示して、どの予約クラスが適用になるか確認してみましょう。

旅程:HND-NH-YVR-AC-YYZ-AC-YUL-AC-YVR-NH-HND

運賃表示

FQ HNDYUL 01JUN-NH ¥BM

途中区間のみの適用クラス表示

RB 1 YVRYYZ-AC

入力後の画面

image3

YVR-YYZ区間の予約クラスが表示されましたね!でも予約のクラス表示がたくさんあって、一体どの予約クラスを適用したらよいのですか...?

適用できる予約クラスが複数表示された場合は、優先度は基本的に上から下に確認していくのよ。

  1. FLIGHT NUMBERS 2500 TO 6999
    FLIGHT NUMBERS 9000 TO 9999
    NO BOOKING CODE APPLIES - CXR DOES NOT PARTICIPATE

    ⇒ 2500便-6999便、9000便-9999便に関しては適用クラスなし。(上記の便は利用不可)
  2. REQUIRED WHEN AVAILABLE Z
    ⇒ Zクラスに空席があれば当クラスで必ず予約する必要がある

    REQUIRED WHEN AVAILABLE P
    ⇒ Pクラスに空席があれば当クラスで必ず予約する必要がある

  3. REQUIRED Y
    ⇒ ZクラスもPクラスも空席がない場合は、Yクラスで予約する

<予約クラスの適用条件>

コード 運賃適用条件
REQUIRED WHEN OFFERED フライトに当該予約クラスの設定があれば、当クラスで必ず予約する必要があります。他の予約クラスは利用できません。
REQUIRED WHEN AVAILABLE フライトに当該予約クラスの空席があれば、当クラスで必ず予約する必要があります。この予約クラスに空席がある時は、他の予約クラスで予約をしても運賃はギャランティしません。
PERMITTED 当クラスで予約することができます。(他クラスも選択できます)同一ラインで複数クラスが表示されている場合は、どのクラスでも予約ができます。
REQUIRED 当クラスで予約することができます。
NO BOOKING CODE APPLIES 記載の便名に対して予約できるクラスがありません。

この例だと「2500便-6999便、9000便-9999便」ではこの運賃を利用することができないということになるの。「2500便-6999便、9000便-9999便」以外のフライトであれば、予約クラスは Z P Y の順番で適用することができるわ。後輩ちゃんもこれで予約クラスの確認方法は分かったかしら?

なるほど!上から順番に見ればよいのですね。これなら私でもすぐに確認することができそうです。先輩ありがとうございました!

後輩ちゃんもまた何かわからないことがあったら聞いてね。空席状況によっては適用できる予約クラスが変動することもあるから、時間があれば自動運賃計算時の空席連動の仕組みついても確認してみてね。

今回は「今すぐ使える!運賃に対する適用予約クラス表示オプション」についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。ぜひ日々の業務にお役立てください!

ご不明点がございましたら、INFINI deskまでお問い合わせください。

運賃関連のおすすめ記事