AHLAの安全衛生基準「Safe Stay」、ホテルGUIで絞り込み検索可能に|特集
1.AHLAとは
AHLAとは、American Hotel & Lodging Association (略称:AHLA /アーラ)の略であり、100年以上の長い歴史を持つ、アメリカを本拠地としたホスピタリティ協会です。AHLAは、ホテル業界やあらゆる宿泊施設関係の協会として世界中で知られており、最も権威のあるホスピタリティ業界の機関です。
https://www.ahla.com/who-we-are2.AHLA所属のホテルで統一した新型コロナウイルス対策「Safe Stay」
「Safe Stay」は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって示された新たな健康と安全への課題に対して、より一層のホテル清掃、社会的相互作用、および従業員の衛生教育に焦点を当てた業界全体の取り組みです。
一つの産業として協力し、ホテルがビジネス、レジャー、イベント、雇用にとって最も安全な場所であり続けることで、すべての人に安心させることができます。コロナウイルスが発生するずっと前から、ホテルは最高水準の掃除に専念していました。American Hotel & Lodging Association (AHLA) がSafe Stayを開始したのはこの精神に基づいています。
AHLAはお客様と従業員に安心していただくため、あらゆるホテルに適用できる共通の清掃と安全対策をしています。Safe Stayは、米国疾病予防管理センター(CDC)を含む公衆衛生当局により発行されたガイダンスに従って作成されました。業界では、Safe Stayの一環として、安全な旅の過ごし方をまとめた 「Safe Stayゲストチェックリスト」 を作成し、統一した安全体験を提供しています。チェックリストには、室内のすべての公共スペースでのフェイスカバーの使用や、すべての共通エリアでのソーシャルディスタンスの実践などの要件が含まれています。
AHLAはAmerican Hotel&Lodging Education Institute (AHLEI) とも提携し、オンライン従業員訓練コースHotels for COVID-19 Precautionsを開発しました。すべてのホテル従業員に適したこのコースでは、Safe Stayガイドラインに示されている安全性と清潔性の向上に関するトレーニングを提供します。従業員はコースの終了時に評価を受け、修了証明書を受け取って内容を理解していることを示します。
アメリカの主要ホテルブランド、主要な旅行&ホスピタリティ団体、そして50州すべてのホスピタリティ団体がSafe Stayを推奨しています。これは、お客様と従業員の健康と安全というAHLAの最優先事項に対する業界全体の歴史的な取り組みです。
3.AHLA、お客様と従業員の健康と安全を守るための対策
AHLAはコロナウイルス感染を防止するために、CDCガイドラインに沿って下記の通り対策を講じております。
- すべての屋内公共スペースでのフェイスカバーの使用
- 新型コロナウイルス感染症の推定症例が発生した場合、現地の保健担当官への報告が義務付け
- 従業員の手洗いと手指消毒の徹底
- ホテル内各所に手指消毒液を配置
- 従業員はマスクと手袋(必要に応じ)着用を義務付け
- 従業員が頻繁に出入りする場所に感染対策の標識を掲示
- すべての従業員がCOVID-19トレーニングを受講
- 公共スペースの清掃・消毒
- 客室の清掃・消毒
- ビュッフェサービスの制限
- 十分な換気
- 他のお客様と少なくとも6フィートのソーシャルディスタンス
- 会議およびイベントでのソーシャルディスタンス、フェイスカバーの使用、非接触サービスの提供、清掃・消毒
- プールとビーチエリアでのソーシャルディスタンス、消毒
詳細につきましてはこちらをご覧ください。(英語サイトのみ)
https://www.ahla.com/sites/default/files/safestayguidelinesv3_081420_0.pdf