最新テックも体験。パン好きにはたまらないサンフランシスコ旅〜|旅行記

ニュースやSNSを見ると、円安物価高、そして治安に対してよく取り上げられており、サンフランシスコ訪問に対して少し不安に思う気持ちはありましたが、それ以上に魅力的な観光スポットとグルメがたくさん出てきましたので、現地の状況を自分の目で確かめるにも実際に足を運んでみよう!と思い、アメリカ西海岸のサンフランシスコへ行ってきました!
1. 空港から楽々移動。出発前にも準備できるClipperカード
日本からサンフランシスコへは約10時間のフライトです。最近は中長距離のLCCも就航していることから、アメリカ本土へ手軽に行けるようになっているなと感じます。
旅先で気になるのが空港からの移動手段。サンフランシスコではClipperカードとよばれる交通カードで電車からバス、そしてケーブルカーにも乗車できるということでした。現地で交通カードを購入することもできるようですが、iphoneの場合、Apple payで簡単に支払いができるということで、事前に準備をしていきました。iphoneのウォレットアプリから「交通系ICカードを追加」を押し、Clipperカードを追加します。 希望の金額をチャージすると完了です。現地で確認しながら財布を出してという手間が省けるので便利だなと思いました。
サンフランシスコ空港からダウンタウンへはBARTという鉄道で移動しました。空港到着後、エアトレイン(Air Train)でGarage G(BART Station)まで行き、ClipperカードをかざしてBARTに乗車しました。 市内へは$11.15でした。Clipperカードは2時間以内のトランジットは無料なので、バスで各地を移動するのも簡単でした。


2. 無人タクシーが走る街
サンフランシスコで最新テクノロジーを感じたのは何といっても無人タクシーのWaymoです。以前は試運転だったため、特定の人しか利用できなかったのが、2024年6月から一般開放されたということで、誰でも簡単にアプリから配車することができました。 こちらも事前にWaymo Oneというアプリをダウンロードし、登録しておくとスムーズです。
配車設定をすると、停車位置が表示され、車のナンバーで確認します。配車後、3分程度で到着しました。最初はどうやって乗車するのか戸惑ったのですが、アプリからロック解除を押すことでドアハンドルが出てきました。乗車すると登録した行き先が表示されているので、「START RIDE」を押すと自動で運転を開始してくれました。完全無人で走行ということで乗車前はちゃんと止まるんだろうか、ぶつからないんだろうか、、といった不安もあったのですが、いざ乗ってみるとその安定感にすぐ慣れ、無人であることが全く気にならず、むしろプライベート空間があって快適に感じました。街中ではほんとうによく走っていたので、サンフランシスコの生活に溶け込んでいるなといった印象でした。


3. レベルの高いベーカリー&カフェ
サンフランシスコにはたくさんのパン屋さんとカフェがあります。朝早くからオープンしているところも多く、朝活にはぴったりの街です。今回の旅の最大の目的といっても過言ではないくらい、楽しみにしていたところが b pattisrie というお店です。実はこちらのお店、韓国とハワイにもお店があります。以前食べたクイニーアマンの味が忘れられず、ぜひサンフランシスコの本店に行きたいと思っていました。
お店に到着するとずらりと待ち列ができており、地元の方からも愛されていることが感じられました。 ケーキやクロワッサンなどのパンが販売されています。イートイン、テイクアウトともに大盛況でした。


お店で出会った人がおすすめしていたもう一つの人気店、Arsicault Bakeryにも行ってみました。アメリカで一番おいしいと紹介されたこともあるらしく、さらに列が伸びていました。 こちらのおすすめはサクサクのクロワッサン。とってもおいしかったです。


サンフランシスコで有名なベーカリーといえば、BOUDINです。こちらではサワーブレッドに入ったクラムチャウダーを食べることができます。


4. 観光スポット&グルメ
サンフランシスコといえば、アメリカのコメディドラマ「フルハウス」の舞台となった場所であり、ドラマで出ていたゴールデンゲートブリッジやアラモスクエアを実際に見ることができました! その他にも見どころはたくさんあります。
■アルカトラズ島
サンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島は1963年まで刑務所として利用されていました。フェリーに乗ってアルカトラズ島に上陸します。チケットは事前にオンラインで購入することができました。刑務所内では日本語のオーディオガイドもあるため、歴史を学ぶことができました。


■フィッシャーマンズワーフ
アルカトラズ島へのフェリー乗り場からも近いフィッシャーマンズワーフでは、お土産屋さんがたくさんあり、先ほどのBOUDINベーカリーもあります。海沿いなので歩いてるだけで楽しいエリアです。


フィッシャーマンズワーフの近くには、アメリカ西部を中心に展開しているハンバーガーチェーンで、あの大谷選手も大好物というIN-N-OUTバーガーもありました。野菜がフレッシュで、あっさりしたハンバーガでとても美味しいです。今回はチーズバーガーを頼みましたが、ダブルダブルというお肉2倍の方もチャレンジできたなと思いました。


■ノースビーチ(リトルイタリー)
別名リトルイタリーとも呼ばれるノースビーチにはたくさんのイタリア料理店が並んでいました。中でも人気だったのが、Sotto Mareというレストランです。こちらではサンフランシスコ名物のチョッピーノを食べました。トマトベースのスープにエビやカニなどの魚介類がたっぷり入っており、絶品でした。他にも新鮮なオイスターも食べることができます。サンフランシスコに行く際はぜひ訪れてほしいお店です!

心配していた治安ですが、夜遅くには出歩かないようにするなど、海外に行く際に基本的に気を付けておくことをしっかり心掛けていれば大丈夫だと感じました。サンフランシスコはとにかく坂が多い街なので歩き回るのにはなかなか体力が必要だと思いますが、ケーブルカーやバスもたくさん走っているので観光しやすいなと感じました。とにかく街全体がきれいで、美味しいものも多いため、ぜひサンフランシスコに訪れてみてください。
**余談**
今回の旅では同行者のESTAが下りず、大変でした(無事に承認されて事なきを得ましたが..笑)ので、アメリカ入国に必須のESTAについては、余裕をもった申請と、申請するサイトの確認、そして申請後のステータス状況をしっかり確認することを強くお勧めいたします!!