アフリカ最奥の秘境冬でも40度を超える!?エチオピア・ダナキル砂漠|旅行記

寒い日本の冬を抜け出したい方必見!「シューッ」「ザバーッ」まるで目の前に波が迫ってくるかのような音を叫び上げる真っ赤なマグマ。別の惑星に来たような原色の世界。ウユニ塩湖顔負けのアサレ湖と絵になる塩隊商。ダナキル砂漠への大冒険で出会った想像を覆す地球の絶景に、ただただ声を失いました。
世界一暑い砂漠!?ダナキル砂漠はいずこに
エチオピア北東部に位置するダナキル砂漠。標高がマイナス116m、暑くインフラ面も整っておらず、「地球上で最も過酷な、インホスピタリティな場所」なんて表現されます。 しかしそこは、砂地だけでなく、火山をはじめ、ウユニ顔負けの塩湖、粘土細工のような溶岩大地、ラクダの隊商が歩く礫砂漠そしてカラフルな間欠泉と変化に飛んだ大自然が待っています。いとも簡単には出会えないからこそ面白い大冒険へいざ出発。


ダナキル砂漠のベストシーズンは?
夏は50度を超すと言われるダナキル砂漠。行くなら11月から4月頃の冬、乾季がお勧め。冬でも日中は40度近くなりますが、乾燥していて日陰は快適。夜は25度前後、朝は20度前後で涼しい位。日中の暑い時間は日陰で休憩又は移動をし、涼しい午前中と夕刻に観光をする日程です。

エルタ・アレ火山・吹きあがるマグマ
一番の見所のエルタ・アレ火山。涼しくなった夕刻からトレッキング開始(日中に歩くなんて無理!!)。片道約12km、標高差約460mの溶岩道の山登り。緩やかな上りが続きますが、休憩しながら約4時間で登頂。登頂後の溶岩口見学をすれば、全ての辛さも吹き飛びます。

今夜は火山の頂上で野天泊。もちろんホテルや山小屋なんかありません。エルタ・アレ火山は地球上で数少ない半永久的な溶岩湖。まだ固まったばかりなのでしょうか、溶岩大地を歩くと「クシャ、クシャ」と音をさせ、「ペレの毛」と呼ばれるマグマの一部が引き伸ばされた噴出物が至る所に。直径約150mの噴出口に到着すると、真っ赤にグツグツと吹き上げるマグマがすぐそこに!夜に見学するからこそ、真っ赤に燃え上がる地球の息吹を、目で肌で、いや五感で感じることができるのです。


星降る野天泊・これぞ天然プラネタリウム
テント泊だけではなく野天泊!?と驚く方も多いかもしれませんが、そこには満天の星空が待っています。気温も快適で、手が届きそうな程の星降る夜空を見ながら就寝。流れ星も数えきれないほど。マットレス、シーツや枕を用意してもらい、その上で持参した寝袋を敷いて寝る夜はダナキルならでは体験。寝るのが勿体無かったぐらいです。

極彩色の世界ダロール地区
ダナキル砂漠にある硫黄泉ダロール地溝帯。ここにある間欠泉は、地中の塩分や硫黄が混ざって地表に出る際に、黄色や緑と色鮮やかな結晶となり不思議な奇岩群を造成します。ガイドさんが「ダナキルの花々だよ」と言ったことにも頷ける、カラフルな光景。日本の温泉地のような硫黄の匂いが立ち込めていて、地球が放つ威力に圧倒されます。まるで異世界に迷い込んだような一瞬でした。


ホスピタリティ満載
アフリカ最大の秘境と呼ばれるダナキルですが、近年、舗装道も増えて移動が短くなり、以前に比べると比較的に容易に行けるようになりました。しかし、レストランや宿泊地は依然一切無く、インホスピタリティ(=もてなしの悪い、過酷な)なのは相変わらず。しかし食事は全て同行の専門コックが腕を振るい、四輪駆動もの旅、テント設営も全て陽気な同行スタッフ達が行います(日本発着または現地発着のパッケージツアーの場合)。そんなホスピタリティ満載のエチオピア人に触れながらの大冒険ツアーは、ここが最も過酷な地、という言葉を忘れさせてくれるでしょう。
エチオピア北部はラリベラなどが有名な信仰深い祈りの地、南部は80を超える少数民族に出会える文化人類学的に興味深い地、そして北部は地球が創り出した自然の芸術に出会えるダナキル砂漠の地、何度訪れても再発見があるエチオピアが、私は大好きです。


※火山やマグマの様子は、実際に訪れた際の状況です。訪問前に火山活動の状態を必ずお調べ下さい。火山活動の状況によっては近づけない場合、またはマグマをご覧頂けない場合もございます。

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