音楽シーズンがやってくる!冬のウィーンでオペラを堪能|旅行記

秋も深まってきた今日この頃。多くのオペラハウス、コンサートホールが毎年9月に新シーズンオープニングを迎え、冬に向けて本格的なヨーロッパの音楽シーズンがやってきます。我々旅行者にとって、音楽に浸るのにウィーンほど最適な場所は他にないでしょう。
ウィーンは旅行者に便利
オペラ発祥の国であるイタリアは、そもそもプログラムの発表が間際になることが多く旅行の予定が立てづらいし、ベルリンフィルを擁する音楽の国ドイツのオーケストラは捨てがたいですが、オペラに関していえば近年斬新な演出が多く好みが分かれます。
その点ウィーンの年間プログラムは5月には発表され、少々近代的な演出もありますがおおよそオーソドックスで安心して見ていられる、世界三大オペラハウスのひとつ「ウィーン国立歌劇場」があります。他にも、オペラにうるさいウィーンっ子御用達の「フォルクスオパー」があり、オーケストラがお好きな方には世界屈指の音響で知られる「楽友協会」があります。連夜様々な演目が並ぶところも、日数が限られる旅行者には嬉しいところ。

いざ、国立歌劇場へ
では、ウィーンの中心リンク内に鎮座する国立歌劇場へまいりましょう。地下鉄駅やトラムの駅からも歩いてすぐですし、終演後にはタクシーもたくさん停まっていますから足の心配はありません。
冬の路面が凍結し滑りやすい時や雨の時などは、歩きやすい靴で行き、内部でヒールや革靴に履き替えるのが良いでしょう。(脱いだ靴を入れる袋を持参し、コートとともにクロークに預けます。後述のバルコニー席とミッテロージェは席にはコート掛けがあるのでクロークに預けなくても大丈夫です。)女性の方はブ―ツで行ってそのまま鑑賞することもできます。


服装がちょっと気になってしまうかもしれませんが、よほどプレミアの演目でない限り正装までは必要ありません。「丸の内や銀座のキレイ目OLから結婚式の2次会」程度の服装で間違いありません。開演前の時間もちょっと愉しむためには開演の30~40分前には到着したいところです。
オペラ鑑賞
入口でチケットを切ってもらったら、自分の席への入り口を案内されます。ファーストカテゴリーと呼ばれる席には、音がよく飛んでくる平土間、雰囲気をしっかり味わえるバルコニー、はたまた王侯貴族気分のミッテロージェ。演目にもよりますが、一番高いもので230~290ユーロ前後。ここは「安いものだ!」と自分に言い聞かせていきましょう。席へ行くまでの華麗な階段やホワイエも開演前の期待を高めてくれます。シャンパンを片手に・・といきたいところですが、お酒に弱い私はやめておきます。


オペラグラスは持参しても良いですし、2ユーロでクロークで借りることもできます。プログラム売りからプログラム購入して、席につきましょう。そしてウィーンのオペラをおススメしたい最大の理由がここ!

この手元のモニター、なんとこの国立歌劇場で上演されるすべてのオペラの「日本語訳」が映る個人モニターなのです!英語訳はどの劇場でもありますが、英語に気を取られて音楽に集中できないことも。その点このモニターがあれば、オペラの世界に没頭できます。
冬のウィーンの街角
劇場の雰囲気と音楽に、大いに酔いしれて劇場を後にします。人々の幸福感が夜空に舞い上がり、きらめく星の下をコートの襟をたてて歩きます。これこそ、至福。


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