意外と近い! 冬のシベリア・バイカル湖に、神秘の氷を見に行こう|LINK!

written by:株式会社セブンカルチャーネットワーク 渡邊晋司様

幼い頃、地球儀でみた“ソビエト連邦”。その広い国土の真ん中にある青い三日月が気になっていました。冬の天気予報で「シベリア高気圧」とのコメントと共に画面に映る三日月。世界で最も深く、透明度が高い湖。

 

その貯水量は圧倒的で、仮に日本人全員が一度に泳いでも、水位は2㎝しか上昇しない…。そして世界で最も古い歴史を持つ“シベリアの真珠”バイカル湖。その湖には冬の間だけ現れる神秘の風景があります。

 

アクセス

ロシア正教会

ゲートシティはイルクーツク。日本からロシアの首都モスクワまで直行便で約10時間を要しますが、成田からイルクーツクはその半分、約5時間(冬季はハバロフスクかウラジオストク乗り継ぎで約7時間)。意外と近い。
イルクーツクから広大なシベリアの原野を2時間のドライブでバイカル湖に到着です。

 

冬のバイカル湖でアイスハンティング!

琵琶湖の46倍!広大な湖は冬の5か月間全面結氷します。
氷の厚さが安定する2月から3月上旬の間だけ、バスやトラックが氷上を通行可能となり、バイカル湖に浮かぶ聖地・オリフォン島まで車で行くことができます。

ロシア製四駆ジープ

水の純度が非常に高く、厚さ1m以上になる氷の下まで見通すことができます。

また、氷点下20度以下になるこの時期は、氷が押されて盛り上がる「御神渡り」や、

 

 

風によって吹き上げられた湖水がそのまま凍りつく「しぶき氷」

 

など、不思議な氷の造形に出会えます。

 

最強パワースポット

バイカル湖に浮かぶオリフォン島には最強のパワースポットがあります。
湖周辺に暮らすモンゴル系ブリヤート人の聖地「シャーマン岩」。かつては巫女(シャーマン)だけが立ち入りを許され、今でも地元の方はあえて近寄らないとのこと。

シャーマン岩「セルゲ」

 

ここから眺める夕陽、そして刻々と移り変わる空の景色は、何時間眺めても飽きません。

 

満天の星空

 

オリフォン島には小さなホテルが数軒あり、宿泊して夜、外に出ればそこには満天の星空が!

星明りを頼りに凍ったバイカル湖に下りてみましょう。
氷が押されて割れる大きな音に驚き、自分の歩いた氷面がミシミシと割れる感触は、他ではできない体験です。防寒対策とヘッドランプは必携です。

 

そして‥おいしいごはん

期待していなかった食事。これが意外・・かなりおいしい!

 

見た目は今一つですが、出汁の効いたスープ・バイカル湖の白身魚・羊肉・卵料理・甘過ぎないデザートなど毎食飽きがこない味付けで、食通を自任する私も脱帽でした。

 

ロシア風餃子「ペリメニ」

 

バイカル湖の固有種「オームリ」の燻製

日本から近い海外・・シベリア。特に冬は素晴らしい絶景に出会えますよ。

 

バトンタッチ
次号のバトンタッチは
株式会社朝日旅行 荻野 佑実様
にご登場いただく予定です。