意外に知られていないヨーロッパで1番若い国・コソボ|旅行記
コソボという国
コソボの人たちには大変失礼ですが、そもそもヨーロッパの国名であることや、おおよその場所がわかる日本人はかなり少数かと思います。残念ながら旅行業界においても知らない人は多いのではないでしょうか。20年前のコソボ紛争の記憶とイメージから危険な国と思っていませんか?それはもう昔の話。現在はとても平和で観光客も増えています。食事もおいしく見どころも多いヨーロッパの隠れた観光国です。
2008年にアメリカなどの支援を受けてセルビアから独立したコソボは現時点ではヨーロッパで最も新しい国、なんですが、日本など100ヵ国以上が国として承認しているものの、ロシアなどの一部の国からは認められていません。セルビアはいまだにコソボを自国内の自治州ととらえています。コソボの人口の9割以上はアルバニア人。面積は岐阜県と同じくらいで人口は約180万人。興味深いのは人口の7割が35歳以下というちょっと驚いてしまう若さです!ちなみに日本は46歳です。国も若ければ国民も若い、国の年齢も(おそらく)平均年齢もヨーロッパで1番若い国なのです。

首都プリシュティーナの旧市街
日本から直行便はありません。おすすめはターキッシュ エアラインズ。イスタンブール乗換でコソボの玄関空港プリシュティーナまで、乗換含めて17時間。主な見どころはプリシュティーナ旧市街。国際空港から車で30分くらいのところにあります。メインのマザーテレサ大通りは歩行者天国になっていて多くのお店やカフェが建ち並ぶ地元の人にとっての憩いの場所。ホテルもこの辺りに集中しています。
マザーテレサ大聖堂はエレベーターで最上階からの見学が可能でその眺めは絶景です。ひと際目立つ国立図書館はとても図書館に見えないユニークな外観。聖堂の上からはコソボ独立を支援したアメリカのクリントン元大統領の名前を冠したビルクリントン通りと銅像も見えます。他にブッシュ通りもあり、コソボの人たちにとって独立を支援してくれた彼らは英雄なのだそうです。

コソボのパワースポット
プリシュティーナから南へ車で40分くらいのところにガジメ洞窟という鍾乳洞があります。今からおよそ50年前に地元の住民が家を建て替える際に偶然発見したそうです。およそ8000万年前に出来たと言われている神秘的な内部は癒しのパワースポットと言っても良いと思います。

古都ジャコバ
コソボの南西に位置する古都ジャコバには16世紀に始まった地域最大級のオールドバザールがあります。1999年の紛争でほとんどの建物がダメージを受けましたが徐々に再建されています。なんといっても夜が賑やかで、日が暮れるとともにメインストリートは飲み屋街と化し、酒やシーシャを楽しむ多くの人たちで賑います。治安は良いので安心して酔えます。

コソボのビール
コソボのビールはとても美味しいです。国産ブランドのペーヤビール1杯1ユーロと非常に安くコクがあって日本人好みの味。グイグイいけます。

コソボ第2の都市 プリズレン
南部の中心都市プリズレンはオスマン朝時代の歴史的建造物が多く見ることが出来るコソボで最も美しい町。中でも東側の丘の上にあるプリズレン城塞から見下ろす市街のパノラマ風景はとても美しいです。

魅力的な国・コソボ
ざっと観光ポイントをお伝えしましたが、実はコソボの最大の魅力は人です。とても気さくで話し好きな人が多いのですぐに仲良くなれます。やさしい笑顔とあたたかい人柄に癒される、そんなコソボにぜひ訪れてみてください。

次号のバトンタッチは
株式会社クロノスインターナショナル 加来 達也様
にご登場いただく予定です。